「女性の課題」を超えて
2日間にわたり講師のみなさんからの専門的視点からの投げかけやワークショップが行われたのですが、「ジェンダー平等を考える」というと、参加者が女性に偏りがちです。一方で、今回は男性と性的マイノリティの方々が同じくらい参加していたのがとても印象的でしたし、あるべき姿だと思いました。以前「”女性活躍”はもういらない」でも書いたのですが、
男性を置いていきぼりにせずに、男性の理解を得ながら、男性も巻き込む形で、性別によらず自分の生きたいようにいきる社会を目指していくことが肝要です。男女の性別役割分担意識をなくすことは、「男性はこうあるべき」という無意識の社会のプレッシャーに生きづらさを感じている男性にとっても生きやすい社会につながるはずなのです。
ジェンダー平等といえば、女性のためのもの、と捉えられがちですが、男性も性別固定化役割意識によってつくられた社会の仕組みの中で苦しんでいたり葛藤している。そこを置いてけぼりにしてはどうしても、真のジェンダー平等に進めないと思っています。ちなみに、品川区では、女性相談、性的マイノリティの方向けのにじいろ相談、を行ってきましたが、今年度から男性が抱えるこころや生き方、人間関係の悩みなどの相談について男性相談員「男性のための相談」も始めました。男性の生きづらさにも寄り添う必要があると思ったからです。
