「無償化」は財政が豊かだからできるのか

前回の記事で、「無償化」は「バラマキ」なのか、について考えを示しました。では、その財源はどうするのか、現在の品川区の取り組みを紹介するとともに、今、自民党と日本維新の会が進めようとしている「高校無償化」についても、少しふれられたらと思います。
森澤恭子 2025.11.04
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区長(首長)の大事な権限のひとつに予算編成権があり、「区民の幸せ」のために、お預かりした税金をどう有効に使っていくのか、どうしたら最大限区民に還元できるのか、について方策を考えていくことが仕事になります。そういった中で、前回紹介したように、品川区では、「自己責任社会」から転換し、「弱者を救うのではなく、弱者をうまない社会」を構築していくべく、誰もが使う基礎的な行政サービスを所得制限なく無償で提供する、いわゆるベーシックサービスの考え方をもとに様々な施策に取り組んでいます。

「無償化」の財源をどう捻出するのか

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  • 私立を含めた高校無償化は優先順位が高いのか

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