新年を迎えて:混迷する世界情勢と加速するAI時代
お健やかに新年をお迎えのことと存じます。読者登録いただいているみなさま、ありがとうございます。本年もどうぞよろしくお願いいたします。
森澤恭子
2026.01.04
読者限定
さて、改めて新年3が日を穏やかに過ごせることの有り難さを感じます。年末年始には、有識者や経営者の書籍や記事などを通して、ありたい社会、目指すべき日本のあり方などについて考えをめぐらせました。特に平和とAIについて、少しアウトプットさせていただき、ともにより良い社会を考えていければ幸いです。
混迷する世界情勢において忘れてはいけない日本の原点
まず紹介したいのが、国連事務次長・軍縮担当上級代表を務める中満泉さんの言葉です。
日本人が本当に誇れるのは、戦後80年、歴史の反省の上に立ち、国際社会に平和国家としてどう貢献できるのかを真剣に考えてきたこと(中略)平和国家として、80年間かけて、私たちは信頼される地位を築いてきたのです。それをこそ誇りに思うべきだと、若い人に伝えたいです。(国連事務次長・軍縮担当上級代表、中満泉さん)
冒頭、新年三が日を穏やかに…と書きましたが、昨日アメリカがベネズエラを爆撃したというニュースが入ってきて、世界は決して穏やかでないことを痛感することとなりました。激動の世界情勢の中で、日本が防衛力の強化を含めて自国の安全保障力を高めていく必要性も理解できます。一方でいわゆるハード面での「力」を強化することだけに一心不乱に進むのではなく、日本のこの80年の歩み、努力を決して忘れてはいけないと思うのです。これは日本国民にしか果たせない役割です。私個人としても、日本が歩んできた平和の歩みをもっともっと理解せねばと自戒する次第です。